続けるにはログインが必要です

CAPTCHA


   
閉じる

回復の過程を見える化してみる

この動画の概要

この動画の概要

今回は依存から回復に向けたイメージを掴むということで「回復の過程を見える化してみる」というテーマでお話しします。

どういう状況になったら本人・ご家族が健康な状態になるのか?
回復に向けた目標でありゴールの部分がないと、それに向かう過程で取るべき行動も不明瞭なものとなってしまいます。

今回は依存から脱却する過程に焦点を当て、ゴールを決め、自分の人生を選択して歩めるようにするための道筋を解説していきます。

 

第1回 回復の過程を視覚化してみる~依存状態~
第2回 回復の過程を視覚化してみる~道筋をつくるには~
第3回 回復の過程を視覚化してみる~何から始めたらいいの?~

【動画チャプター】
0:50 回復のイメージとはどういうものなのか?
1:21 依存のイメージ ~不自由~
1:41 回復のイメージを図にすると? ~自由~
2:47 回復とは自分で自分の人生を選択して歩めるようになる事
4:18 依存状態の時はエネルギーが当事者に集中していき、家族も不安になる
5:15 当事者の依存問題が解決するだけでは再発のリスクが高い
5:45 当事者が支援に繋がったら家族にも支援が必要
6:53 当事者・家族がそれぞれ学びを得て新しい関係を築くのが理想
8:16 回復・自由はご家族の状態にも当てはまる
8:47 本人が問題に向き合ったり・自分の選択に対して責任が生まれる

依存症の回復過程を視覚化する:道筋を作る方法

依存症は、個人だけでなくその周囲の人々にも深刻な影響を及ぼす問題です。
依存症からの回復は、単に物質や行動からの離脱だけではなく、自己理解、自己管理、そして新たな生活スタイルの確立を含む複雑なプロセスです。

この記事では、その回復過程を視覚化し、理解を深めるための方法について詳しく解説します。

依存症とは?

依存症とは、物質や行動に過度に依存し、それが日常生活や健康に悪影響を及ぼす状態を指します。

依存症は、物質依存(アルコール、薬物など)や行動依存(ギャンブル、食事、インターネットなど)に分けられます。
依存症になると、本人は自分の行動をコントロールできなくなり、自分の人生を自分で選択し、自分のペースで歩むことが難しくなります。

「回復」とは何か?

回復とは、依存症からの脱却と、健康的な生活への移行を意味します。
回復の過程では、依存症の本人は自己理解を深め、依存行動の原因となる問題に対処し、新たな生活スキルを習得します。

また、家族や友人もまた、依存症の理解を深め、適切なサポートを提供する方法を学びます。

回復の過程を視覚化する

回復の過程を理解し、視覚化することは、依存症の本人とその家族が回復の道筋を描く上で非常に有用です。

視覚化は、抽象的な概念を具体的に捉え、理解を深めるのに役立ちます。また、視覚化は、目標設定や進捗の追跡にも役立ちます。

本人と家族の役割

依存症の回復には、本人だけでなくその家族や周囲の人々の協力が必要です。
本人は、自己理解を深め、依存行動の原因となる問題に対処し、新たな生活スキルを習得する役割を果たします。

一方、家族や友人は、依存症の理解を深め、適切なサポートを提供する役割を果たします。
これらの役割は、回復の過程で互いに影響を与え、相互に関連しています。

回復の過程での自由とスペース

回復の過程では、本人と家族がそれぞれの方向に進むことで、物理的なスペースが生まれます。
このスペースがあることで、本人は自分が抱えている課題に向き合い、解決策を考え、選択肢を選ぶことができます。

結果的に、これが自立へとつながります。
また、家族もまた、本人の依存症からの回復をサポートするための新たなスキルや知識を習得するスペース 余白が生まれます。

まとめ

依存症の回復は、自由を取り戻し、自分の人生を自分で選択し、自分のペースで歩んでいくことを意味します。
これは依存症の本人だけでなく、依存症に巻き込まれた家族にとっても同じことが言えます。

回復の過程を視覚化することで、どのように進むべきか、どこに支援を求めるべきかが明確になります。

依存症に悩むあなた、あなたの家族、あなたが支援者であるなら、一人で抱え込まずに、専門の支援を求めてみてください。
ワンネス財団の相談ダイヤルは、依存症の専門スタッフに直接相談できる無料電話窓口です。
年間5000件以上の相談を受けています。電話相談の他にも、メール相談、LINE相談も受け付けています。お気軽にご相談ください。

依存症の回復は一人で行うものではありません。家族、友人、そして専門家の支援が必要です。そして、その過程を理解し、視覚化することで、より具体的な道筋を描くことができます。それが、自分自身の人生を選択し、自由に歩んでいくための第一歩となるでしょう。

以上が、依存症の回復過程を視覚化する方法についての記事です。
依存症についての理解を深め、回復の道筋を描くための一助となれば幸いです。
依存症は一人で抱えるものではなく、適切な支援と理解があれば克服することが可能です。
あなたや家族が依存症に苦しんでいるなら、あなたが支援者であるなら、この記事がその一助となることを願っています。

 

出演者プロフィール

真篠剛(マシノ タケシ)
ワンネス財団・相談担当・奈良県在住。

自身の依存脱却の経験を経て、現在は全国から寄せられる電話相談対応をメインに、家族会、セミナーなどの相談現場で「自身の経験」と「専門的知見」の両輪で解決の提案をしています。
ギャンブル、ゲーム、薬物、アルコール依存など、対応してきた相談案件は、のべ1万件以上。

・国際問題ギャンブルカウンセラー
・ICCEリカバリーコーチ
・IC&RC認定カウンセラー

 

相談についてのお問い合わせ

依存かもしれないとお困りの「ご本人」へ |ワンネス財団
依存でお困りのご家族の方へ |ワンネス財団
仕事のなかで「依存の問題を抱えている方」と関わられている皆さまへ |ワンネス財団

無料会員登録を行っていただくと全ての動画がご覧いただけます。

無料会員登録はこちら