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当事者とのコミュニケーション 7つのガイドライン【後半】

この動画の概要

家族向け講座 7回目 後半

家族向け講座(全8回):回目 こちらの動画と記事内容は7回目の後半動画となります。
当事者とのコミュニケーションの仕方がわからない“というご家族に向けて
実際にどのような話題、どういうスタンスで話を円滑に進めていくのがよいのかというテーマでお話しします。

コミュニケーション7つのガイドライン」に沿って前半と後半分けて学び、その実践方法と共に解説していきます。

前半をまだご覧になっていない方はこちら:https://izon.jp/video/1543/

・「思いやりのある発言をする
・「部分的に責任を受け入れる
・「支援を申し出る

依存症と家族の関わり方:コミュニケーションスキルの7つのガイドライン

依存症を抱える人とその家族の関わり方について、コミュニケーションスキルの7つのガイドラインを通じて理解を深めていきましょう。
これらのガイドラインは、依存症の問題を抱えている家族や当事者が、より良い関係性を築くための手助けとなります。

【動画チャプター】
0:36 共依存と「行動/考え/感情」を考える
1;48 「学校に行きたくない」と話す子どもと母親で例えると
3:02 本来は本人が持つべき感情や行動を母親が引き受けてしまうと本人は放棄してしまう
5:00 本人がやるべきことを代わりにやってあげた結果、自分の責任を親の責任だと思ってしまう
5:31 自分も考えや感情は自分で責任を持ち、他の人の考えや感情に対して責任を負わない
6:11 コミュニケーションガイドライン⑤ 思いやりのある発言をする
7:24 コミュニケーションガイドライン⑥ 部分的に責任を受け入れる
11:58 コミュニケーションガイドライン⑦ 支援を申し出る
13:48 まとめ
15:38 家族グループ等の信頼できる人と正しい支援について考える

1. 伝えるときは簡潔に

情報を伝える際は、簡潔かつ明瞭に伝えることが重要です。
余計な情報は省き、必要な情報だけを伝えることで、相手に理解してもらいやすくなります。

2. ポジティブに

ネガティブな表現よりもポジティブな表現を用いることで、相手に対する理解と共感を深めることができます。
ポジティブな表現は、相手を励ます効果もあります。

3. 具体的な行動に言及する

具体的な行動について話すことで、相手が何をすべきか明確に理解することができます。
また、具体的な行動を示すことで、相手が行動を起こしやすくなります。

4. 自分の感情に名前をつける

自分の感情を正確に表現することで、相手に自分の感情を理解してもらうことができます。
また、自分自身の感情を理解することで、自己理解を深めることもできます。

5. 思いやりのある発言をする

思いやりのある発言をすることで、相手に対する理解と共感を深めることができます。
また、思いやりのある発言は、相手を励ます効果もあります。

6. 部分的な責任を受け入れる

全ての責任を自分一人で背負うのではなく、部分的な責任を受け入れることで、自分自身の負担を軽減することができます。
また、部分的な責任を受け入れることで、相手も自分自身の責任を認識し、行動を起こしやすくなります。

7. 支援を申し出る

支援を申し出ることで、相手が困難を乗り越える手助けをすることができます。
ただし、全てを支援するのではなく、適切な支援を行うことが重要です。

家族の役割と支援の重要性

依存症を抱える人に対する支援は、その人が健康的な生活を取り戻すための重要な一歩です。
しかし、その支援は適切な形で行われるべきです。

家族の役割は、依存症を抱える人を無条件で支援することではありません。
家族の役割は、依存症を抱える人が自己依存から脱却し、自分自身で問題を解決できるように導くことです。

まとめ

依存症を抱える人とその家族の関わり方について、コミュニケーションスキルの7つのガイドラインを通じて理解を深めることができました。
これらのガイドラインは、依存症の問題を抱えている家族や当事者が、より良い関係性を築くための手助けとなります。

 

第1回 依存との関わり ~家族側の関わり方~(前半) | 依存との関わり ~家族側の関わり方~(後半)
第2回 セルフケアについて 1(前半) | セルフケアについて 1(後半)
第3回 セルフケアについて 2(前半) | セルフケアについて 2(後半)
第4回 家族を知る
第5回 依存との関わり「コミュニケーションのタイミングを知る」
第6回 最適なコミュニケーション
第7回 コミュニケーションガイドライン(前半) | コミュニケーションガイドライン(後半)
第8回 ルールを決める

 

出演者プロフィール

片桐 敦(かたぎり あつし)
一般財団法人ワンネスグループ 心理カウンセラー

学習塾での講師経験を経て、心理カウンセラーに。心理カウンセラー歴は18年。
クライアント向けのカウンセリング、心理学講座、また一般の方向けにアディクションカウンセラー講座などを担当。
心理療法(臨床心理)だけでなく、他の心理学の分野、脳科学など様々な方面から依存症回復支援のための具体的な方法論を初心者から、すでにプロで活躍している方にまで分かりやすく解説する指導が定評。

 

相談についてのお問い合わせ

依存かもしれないとお困りの「ご本人」へ |ワンネス財団
依存でお困りのご家族の方へ |ワンネス財団
仕事のなかで「依存の問題を抱えている方」と関わられている皆さまへ |ワンネス財団

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