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セルフケアについて 2(前半)

この動画の概要

家族向け講座(全8回):3回目

ネガティブな感情をどう処理していくか、そしてその状態を認めて適切に処置する事が必要です。
今回はその対応を解説していきます。

・ネガティブな感情が定着するしくみ
・出た感情に対する処理の具体例(怒り・悲しみ・恐怖・不安)

動画チャプター

0:35 「前回のポジティブな感情について」
1:15 「ネガティブな感情への対処」
1:56 「ネガティブな感情も抑圧せず認める」
2:26 「怒り」
3:18 「恐怖体験」
4:43 「ネガティブな感情に耳を傾ける」
5:13 「ネガティブな感情は待ち続けると別の感情に変容してしまう」
6:23 「ネガティブ感情が定着する仕組みとは」
7:46; 「それぞれの感情の特徴を知る」
8:25 「怒りへの対処法」
10:06 「怒りの出し方を考えてみる」
12:36 「リラックスリストを活用してみる」

ネガティブな感情とその対処法:初心者向けガイド

ネガティブな感情とは、悲しみや怒り、恐怖などの感情のことを指します。

これらの感情は、私たちが困難な状況に直面したときや、何かがうまくいかなかったときに感じるものです。
これらの感情をどう扱うかは、私たちの心の健康に大きな影響を与えます。

では、ネガティブな感情をどう対処すればいいのでしょうか。

まず、その感情が何を伝えようとしているのかを理解することが大切です。
例えば、あなたが怒りを感じているとき、それは何かがあなたの価値観や期待に反していることを示しているかもしれません。

このように、感情は私たちに重要なメッセージを伝えています。

しかし、ネガティブな感情をずっと持ち続けると、それが他の感情に変わってしまうことがあります。

これは、ネガティブな出来事を何度も思い出すことで、その感情が強くなってしまうという現象です。

例えば、ある失敗を何度も思い出すと、その失敗に対する恐怖や不安が強くなってしまうことがあります。
このようなパターンを理解することで、感情をコントロールするための方法を見つけることができます。

このように、ネガティブな感情を理解し、それを適切に扱うことは、心の健康を保つために重要です。
感情は私たちの内なる声であり、それを無視するのではなく、聞き、理解し、適切に対処することが大切です。

怒りとその対処法

怒りとは、何かがうまくいかなかったときや、自分の期待が裏切られたときに感じる強い感情のことを指します。

怒りは、短時間で強く感じることが多いです。
怒りを感じること自体は、自分の感情を認めるという意味で大切なことです。
しかし、その怒りをどのように表現するかが問題となることがあります。

例えば、怒りを爆発させて他人に当たることは、自分や他人にとって良くない結果をもたらすことがあります。

そこで大切なのは、怒りを感じたときにその目的を明確にし、適切な方法で表現することです。
怒りが何に対して向けられているのかを理解し、その怒りを適切に伝える方法を見つけることが重要です。

また、怒りという感情は、リラックスという感情とは相反するものです。
つまり、リラックスすることで怒りの感情を和らげることができます。
リラックスする方法は人それぞれですが、深呼吸をしたり、瞑想をしたり、好きな音楽を聴いたりすることが有効です。

これらの方法を試してみて、自分に合った怒りの対処法を見つけてみてください。

このように、怒りという感情を理解し、それを適切に扱うことは、心の健康を保つために重要です。
怒りは自分の感情を認め、それを適切に表現することで、より健康的な心の状態を保つことができます。

まとめ

ネガティブな感情は、私たちの心の中に存在する自然なものです。

それを否定するのではなく、認めて、適切に対処することが大切です。
怒りという感情も、その出し方を工夫することで、より健康的に表現することができます。
リラックスすることも、怒りを収める一つの方法となります。

ネガティブな感情に対する理解と対処法を身につけることで、自分自身の心の健康を保つことができます。

そして、それは自分自身だけでなく、周囲の人々との関係にも良い影響を与えることでしょう。

それでは、皆さんの心が健康で、ネガティブな感情と上手に付き合える日々でありますように。

第1回 依存との関わり ~家族側の関わり方~(前半) | 依存との関わり ~家族側の関わり方~(後半)
第2回 セルフケアについて 1(前半) | セルフケアについて 1(後半)
第3回 セルフケアについて 2(前半) | セルフケアについて 2(後半)
第4回 家族を知る
第5回 依存との関わり「コミュニケーションのタイミングを知る」
第6回 最適なコミュニケーション
第7回 コミュニケーションガイドライン(前半) | コミュニケーションガイドライン(後半)
第8回 ルールを決める

 

出演者プロフィール

片桐 敦(かたぎり あつし)
一般財団法人ワンネスグループ 心理カウンセラー

学習塾での講師経験を経て、心理カウンセラーに。心理カウンセラー歴は18年。
クライアント向けのカウンセリング、心理学講座、また一般の方向けにアディクションカウンセラー講座などを担当。
心理療法(臨床心理)だけでなく、他の心理学の分野、脳科学など様々な方面から依存症回復支援のための具体的な方法論を初心者から、すでにプロで活躍している方にまで分かりやすく解説する指導が定評。

 

相談についてのお問い合わせ

依存かもしれないとお困りの「ご本人」へ |ワンネス財団
依存でお困りのご家族の方へ |ワンネス財団
仕事のなかで「依存の問題を抱えている方」と関わられている皆さまへ |ワンネス財団

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