依存症回復へのはじまり ~まずはご相談から~
この動画の概要
依存症回復の第一歩:相談から始めよう
この動画では、依存症回復へのはじまりと題して、
一般財団法人ワンネスグループの無料相談窓口に寄せられるご相談や、
実際の相談受付担当からご本人・ご家族にお伝えしたいことについてお話ししております。
何から始めたらいいのかわからない方、ご相談を悩まれている方に、
相談ダイヤルにお問合せいただいた際のイメージを掴んでいただける内容となっておりますので、ぜひご覧ください。
1. 依存症とは何か?
依存症とは、アルコール、薬物、ギャンブル、最近ではゲームなど、特定の行動や物質に過度に依存する状態を指します。
依存症は、本人だけでなく、家族や周囲の人々にも大きな影響を及ぼします。
依存症の本人は、物質や行動への強い欲求を感じ、その欲求に抗うことが難しくなります。
また、依存行動を止めようとすると、身体的または精神的な不快な症状(離脱症状)が現れることがあります。
2. 依存症の相談窓口とは?
依存症の相談窓口は、依存症に苦しむ人々やその家族が、問題を共有し、解決策を探すための場所です。
相談窓口では、電話やメール、LINEなど、様々な方法で相談を受け付けています。
相談窓口のスタッフは、依存症の専門知識を持ち、相談者の状況に応じたアドバイスや支援を提供します。
3. 相談窓口で何ができるのか?
相談窓口では、依存症についての情報提供や、問題解決のためのアドバイス、さらには心のケアまで、様々なサポートを提供しています。
依存症に苦しむ本人や家族が、一歩を踏み出す勇気を持つことを後押しします。
また、依存症の治療方法や、依存症を克服するためのリソース、地域の支援団体などの情報も提供します。
4. 相談窓口の効果とは?
相談窓口を利用することで、依存症についての理解を深め、問題解決のための具体的なステップを見つけることができます。
また、依存症について話すことで、心の負担を軽減することも可能です。
依存症は孤独な闘いであることが多いですが、相談窓口はその孤独を和らげ、共感や理解を提供します。
これにより、依存症の人々は自分一人で闘っているわけではないと感じ、回復への道を進む勇気を得ることができます。
5. 依存症相談窓口の特徴と他機関との違い
依存症の相談窓口は、問題を否認している場合でも、介入というアプローチを取ることが可能です。
また、相談を受けてから迅速に家族や本人が取るべき行動、または介入のプランを提供できる点が、他の機関との大きな違いです。
これにより、依存症の人々は問題を早期に対処し、回復への道をスムーズに進むことができます。
6. コロナウイルスの影響と依存症
新型コロナウイルスの影響により、依存症に対する相談の傾向も変わってきました。
特に、アルコールに関する相談が増えているとのことです。
これは、自宅で過ごす時間が増え、ストレスが増大した結果、アルコールへの依存が深まる人が増えたためと考えられます。
次回の記事では、このコロナウイルスの影響とアルコール依存症について詳しくお話しします。
7. 依存症に苦しむあなたへ
依存症に苦しんでいるあなた、一人で抱え込んでいませんか?ワンネス財団の相談ダイヤルは、依存症の専門スタッフに直接相談できる無料の電話窓口です。
ご家族やご本人、支援者の方からのご相談を承っています。
年間5000件以上の相談を受け付けており、抱えている悩みに合わせたスタッフが対応します。
電話相談の他にも、メール相談、LINE相談も受け付けています。
依存症についての悩みや疑問、恐怖や不安を抱えているなら、一人で悩むのではなく、専門家に相談することを強くお勧めします。
あなたの声を聞き、あなたをサポートするために、私たちはここにいます。お気軽にご相談ください。
第1回 依存症回復へのはじまり~まずはご相談から~
第2回 依存症回復へのはじまり~アルコールのご相談について~
第3回 依存症回復へのはじまり~薬物のご相談について~
出演者プロフィール
真篠剛(マシノ タケシ)
ワンネス財団・相談担当・奈良県在住。
自身の依存脱却の経験を経て、現在は全国から寄せられる電話相談対応をメインに、家族会、セミナーなどの相談現場で「自身の経験」と「専門的知見」の両輪で解決の提案をしています。
ギャンブル、ゲーム、薬物、アルコール依存など、対応してきた相談案件は、のべ1万件以上。
・国際問題ギャンブルカウンセラー
・ICCEリカバリーコーチ
・IC&RC認定カウンセラー
相談についてのお問い合わせ
・依存かもしれないとお困りの「ご本人」へ |ワンネス財団
・依存でお困りのご家族の方へ |ワンネス財団
・仕事のなかで「依存の問題を抱えている方」と関わられている皆さまへ |ワンネス財団