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スマホを使いすぎる時の心理とは?

この動画の概要

スマホに囚われやすい現代社会

このシリーズでは、身近にある、”ついつい”やりすぎてしまう…という行動について解説していきます。
「特に用事も無いのに、ついついスマートフォンをまた見てしまった」という経験をされた方はいらっしゃいませんか?
その”ついつい”といった行動について心理学的な観点から説明します。

【動画チャプター】
0:38 スマートフォンを見てしまうシチュエーションを振り返る
1:56 ネガティブな感情を避ける為に何かにハマってしまう
2:28 スマートフォンを見てしまわないように対策する方法
3:56 強迫性障害の方は回数や時間を記して自分を「客観視」する
5:32 日常生活では無くてはならないスマートフォンですがうまく付き合えるように工夫して行く事が大事

スマホを使い過ぎてしまう時の心理とその対処法

スマホの使い過ぎは一見悪い習慣に見えますが、それを理解し、適切に対処することで、自己理解を深め、生活習慣を改善することが可能です。
今回この記事では、スマホの使い過ぎの心理的背景、その対処法、そしてそれがどのように自己理解と生活改善につながるのかについて詳しく解説します。

スマホの使い過ぎがどのようにして起こるのか、その背後にある心理的な要素は何なのか、そしてそれをどのように克服することができるのかについて、具体的な例を交えながら説明していきます。

スマホを使い過ぎる心理ーネガティブな感情を避けたい

スマホを使い過ぎてしまう原因の一つに、ネガティブな感情を避けたいという心理があります。

これからやることがちょっと気が重いな、まあなんか考えなくちゃいけないことがあるんだけれどもなかなか考える気が起きないな、そういったネガティブな感情が待ち受けてる時に、それを感じないようにするためにスマホを見るという行動が起こります。

この現象は、スマホだけでなく、他の依存対象でも同じことが言えます。
つまり、ネガティブな感情を避けるために何かにハマってしまうという行動パターンが見られます。

また、スマホを使い過ぎる原因の一つに、視野の中にスマホがあるという状況が関係しています。
スマホが視野に入っていると、それを見たくなる衝動が生じ、結果としてスマホを見過ぎてしまう可能性があります。
そのため、スマホをなるべく視野から外すという行動が、スマホの使い過ぎを防ぐための一つの方法となります。

スマホの使い過ぎを防ぐ対処法

スマホの使い過ぎを防ぐための対処法としては、まずは自分がスマホを使い過ぎていることに気づくことが重要です。
そして、スマホの使用時間をコントロールすることも大切です。

具体的には、スマホを視野から外す、家族に協力を仰ぐ、スクリーンタイムを活用するなどの方法があります。

視野からスマホを外す:
スマホを使いすぎないようにしたいという方は、極力視野に入らない遠いところにスマホを置いて、これからやろうとしているものに取り掛かるということが有効です。
スマホが視野に入ることで、それを見たくなる衝動が生じ、結果としてスマホを見過ぎてしまう可能性があります。
そのため、スマホを視野から外すことで、この衝動を抑制し、スマホの使い過ぎを防ぐことができます。

家族に協力を仰ぐ:
同居している家族の方の協力も仰ぐことが有効です。
自分はスマホを使いすぎてしまう、これが今困ってるということを家族に伝え、何か取り掛からなくちゃいけない時にはその人にスマホを預かってもらうという方法です。

家族に協力を仰ぐことで、スマホの使用時間を制限し、スマホの使い過ぎを防ぐことができます。

スクリーンタイムを活用する:
スマホには「スクリーンタイム」という機能があり、これを活用することで、自分がどれだけスマホを使っているのかを把握することができます。
ただ確認するだけではなく、それを手帳などに記録しておくことで、自分のスマホ使用時間の傾向を把握し、それを元にスマホ使用時間をコントロールすることが可能です。

スマホの使い過ぎと自己理解

スマホの使い過ぎは、自己理解を深めるための一つの手段とも言えます。
自分がなぜスマホを使い過ぎてしまうのか、その原因を理解することで、自己理解を深めることができます。
また、その理解をもとにスマホの使用時間をコントロールすることで、スマホとの健康的な付き合い方を築くことができます。

自己理解とは、自分自身の行動や感情、思考のパターンを理解することを指します。
スマホの使い過ぎの背後にある心理的な要素を理解することで、自己理解を深めることができます。
そして、その理解をもとに自分自身の行動を改善することで、健康的なスマホ使用習慣を築くことができます。

まとめ

スマホの使い過ぎを感じたときには、その感情を一旦保留し、冷静になったときに適切な対処を考えてみてください。
そして、その対処を冷静に自分自身に伝えることで、生活習慣が改善される可能性があります。

スマホの使い過ぎの心理的な背景とその対処法について理解を深め、
自分自身の感情を理解し、それを適切に対処することで、より健康的な生活習慣を築くことができます。
スマホの使い過ぎに悩むすべての人々に、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

 

出演者プロフィール

片桐 敦(かたぎり あつし)
一般財団法人ワンネスグループ 心理カウンセラー

学習塾での講師経験を経て、心理カウンセラーに。心理カウンセラー歴は18年。
クライアント向けのカウンセリング、心理学講座、また一般の方向けにアディクションカウンセラー講座などを担当。
心理療法(臨床心理)だけでなく、他の心理学の分野、脳科学など様々な方面から依存症回復支援のための具体的な方法論を初心者から、すでにプロで活躍している方にまで分かりやすく解説する指導が定評。

 

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