アルコール依存症 体験談 川口の場合①
この動画の概要
アルコール依存症の初期症状とは?経験者が語るその実態
こんにちは、ワンネス財団の川口です。
私はアルコール依存症の経験者で、今回から何回かにわたり、アルコール依存症の症状や特徴について、私の経験を交えてお話しします。
経験から言えることは、アルコール依存症の初期症状に気づいたら、早めに専門の支援を受けることが大切だということです。
アルコール依存症になるまでの経緯
私がアルコールを飲み始めたのは22歳の頃で、本格的に飲み始めてからアルコール依存症と診断されるまでの間は約6年でした。
この期間は非常に短いと言えます。
しかし、この短期間でアルコール依存症になったことは、アルコールの依存性の高さを示しています。
私がアルコールに問題を抱えるようになったのは、大学の留学に失敗した後でした。
その失敗は私にとって大きな挫折で、自分が描いていた人生のビジョンが全く達成できなかったことから、アルコールに出会い、それが一つのはけ口になりました。
この経験は、アルコール依存症になるまでの道のりを理解する上で重要な要素となります。
アルコール依存症の初期症状
私がアルコールを飲み始めた当初は、美味しさや知識を吸収する楽しさから飲んでいました。
しかし、次第にアルコールが人生の一部となり、飲むことが日常的になり、徐々に仕事に行けなくなったり、遅刻したり、欠勤したりするようになりました。
これらはアルコール依存症の初期症状と言えます。
私は自宅で一人で飲むことが多くなって行き、日常的になると、周囲の人々との関係も次第に希薄になり、孤独感が増していきました。
この孤独感は、アルコール依存症の進行を加速させる要因となります。
アルコール依存症と診断されるまで
私がアルコール依存症と診断されたのは、飲み始めてから約6年後でした。この期間は非常に短いと言えます。
しかし、この短期間でアルコール依存症になったことは、アルコールの依存性の高さを示しています。
アルコール依存症の診断は、専門医による評価と診断に基づきます。
私の場合、アルコールを飲むことが日常的になり、仕事に行けなくなったり、遅刻したり、欠勤したりするようになったこと、そして自宅で一人で飲むことが多くなったことなどが、アルコール依存症の診断につながりました。
まとめ
アルコール依存症は、一見するとただの趣味の一環のように見えますが、実際にはそれが人生の一部となり、自己投資の対象となることで、依存症へと進行していきます。
私の経験から言えることは、アルコール依存症の初期症状に気づいたら、早めに専門の支援を受けることが大切だということです。
次回は、アルコール依存症がどのように進行していくのか、また、その初期、中期、末期の特徴について、私の経験を交えてお話しします。
以上、アルコール依存症の初期症状とは何か、そしてその実態について、私の経験を交えてお話ししました。
アルコール依存症は、一見するとただの趣味の一環のように見えますが、実際にはそれが人生の一部となり、自己投資の対象となることで、依存症へと進行していきます。
私の経験から言えることは、アルコール依存症の初期症状に気づいたら、早めに専門の支援を受けることが大切だということです。
アルコール依存症についての理解を深め、早期の対策と治療が可能となることを願っています。
出演者プロフィール
川口 衆(かわぐち しゅう)
ワンネス財団スタッフ 通訳/翻訳担当
20代半ばより飲酒の問題が顕在化し始め、30代半ばまでアルコールの問題を抱え過ごす。
現在は、外国人講師による心理療法ワークショップや
ウェルビーイングをテーマにしたシンポジウムにおける通訳や書籍・資料の翻訳に従事。
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