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アルコール依存症の疑問 トリガーとHALTについて理解しよう

この動画の概要

トリガーとHALTについて考える

この動画では、アルコール依存に関する問題についてお答えしていきます。
今回のテーマは「トリガーとHALTについて考える」についてお話しします。

お酒を呑みたくなる状態になりやすい出来事の頭文字をとったものです。
Hungry:空腹
Angry:怒り
Lonely:孤独
Tired:疲労

そこから欲求が高まってお酒を飲んでしまう心理状態を解説していきます。

【目次】
0:18 トリガーとは?
2:30 HALT(ハルト)の解説
5:02 経験談
7:48 まとめ

トリガー(引き金)とは?

トリガーとは、アルコール依存症の人がお酒を飲みたくなる気持ちを引き起こすきっかけのことを指します。
これは、テレビのビールのCMや、街角の酒屋、お店から漂ってくるお酒の匂いなど、日常生活の中に溢れています。

HALTとは?

「HALT」は、英語の4つの単語「Hungry(ハングリー:空腹)」、「Angry(アングリー:怒り)」、「Lonely(ロンリー:孤独)」、「Tired(タイヤード:疲れ)」の頭文字を取ったものです。
これらの状態が、アルコール依存症の人がお酒を飲みたくなる気持ちを引き起こします。

Hungry(ハングリー:空腹):空腹時には、食べ物と一緒にお酒を飲みたくなることがよくあります。

Angry(アングリー:怒り):怒りが溜まったとき、お酒を飲んで気晴らししようと思うことがあります。

Lonely(ロンリー:孤独):一人ぼっちのとき、お酒を飲むと一時的に寂しさを忘れることができます。

Tired(タイヤード:疲れ):疲れているとき、お酒を飲むと一時的にリラックスできると感じることがあります。

 

まとめ:自分自身の心の状態を理解しよう

トリガーは避けられないものですが、それにどう反応するかは自分自身の心の状態によります。
その心の状態を理解し、チェックすることが重要です。HALTの概念を理解し、自分自身の心の状態をチェックすることから始めてみてください。

そして、一人で抱え込まず、ワンネス財団の相談ダイヤルなど、専門の支援を受けられる場所があります。
あなた一人ではないことを忘れないでください。

以上、アルコール依存症についての基本的な知識と、その対処法について解説しました。
アルコール依存症は一人で向き合うものではなく、適切な知識と支援があれば克服することが可能です。

 

出演者プロフィール

吉田 純(ヨシダ ジュン)
ワンネス財団 スタッフ

18歳からアルコールを飲み始め だんだんとお酒の問題が始まる。
その後依存行為を繰り返し会社を退職するが、ワンネス財団入所施設で自分の生き方と向き合う。
現在は主にスタッフとして業務をこなしながら入所者の支援を行っている。

・リカバリーダイナミクスプログラム認定プロバイダー

 

相談についてのお問い合わせ

依存かもしれないとお困りの「ご本人」へ |ワンネス財団
依存でお困りのご家族の方へ |ワンネス財団
仕事のなかで「依存の問題を抱えている方」と関わられている皆さまへ |ワンネス財団

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