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アルコール依存症 体験談 川口の場合④

この動画の概要

体験談 最終話

この記事では、アルコール依存症からの道のりと、その克服のためにワンネス財団との出会いがどのように影響を与えたかについて語られています。
アルコール依存症と闘っている人々に希望を与え、自分自身の問題を認め、それを共有する勇気が必要であることを目指しています。

アルコール依存症からの道のり:ワンネス財団との出会い

こんにちは、ワンネス財団のスタッフの川口です。
私の人生は、アルコール依存症との長い闘いと、その克服の道のりで形成されてきました。

今日は、その経験を皆さんと共有し、ワンネス財団との出会いがどのように私の人生を変え、新たな道を歩むきっかけを与えてくれたかについて詳しく話したいと思います。

アルコール依存症との闘い

私がアルコールに依存していた時期は、2010年頃でした。
その頃、私は京都市に住んでいましたが、両親の引っ越しに伴い、奈良県に移住しました。
その際、私が通っていたクリニックも変わり、アルコール依存症の専門医である植松先生のクリニックに通うようになりました。

しかし、アルコールをやめることはなかなかできませんでした。
クリニックに通ったり、入院したりしましたが、結局はアルコールを止めることができません。

しかし、ある時期になって、数ヶ月間アルコールをやめることができました。
アルコールを止めることができたことで、私は自分自身の力を信じることができました。
この時期は、私にとって大きな転換点でした。

ワンネス財団との出会い

その時、私が通っていたクリニックでワンネス財団の施設の人たちと出会いました。

彼らとの出会いが、私の人生を変えるきっかけとなりました。
最初はただの見学だったのですが、施設の人たちがとてもウェルカムな雰囲気を持っていたこと、そしてプログラムが私の興味を引くものだったことから、私は定期的に施設に通うようになって行きました。

この出会いが、私の人生に新たな方向性を与えてくれました。

共同生活の力

共同生活を始めてすぐに、私はその環境がアルコールをやめるための大きな助けになることを実感しました。
同じ目的を持ち、同じ方向に進む仲間と一緒にいることは、私がアルコールをやめる決意を固めるのに非常に大きな力となりました。

また、施設で私に与えられた役割も大きな助けとなりました。
私はプログラムの導入を手伝う役割を与えられ、自分にしかできないこと、そして自分がやりがいを感じることを見つけることができました。
これが、私がアルコールを飲まない日々を積み重ねていく上で大きな助けとなりました。

逆境を乗り越えて

しかし、私の道のりは決して平坦ではありませんでした。

一度、私は施設から飛び出し、アルコールを飲んでしまいました。
その後数ヶ月間、私は大阪でホームレスのような生活を送り、アルコールに溺れていました。
しかし、その逆境もまた、私にとって大きな学びとなりました。

その経験を通じて、私は自分の心構えがついていけなかったこと、そして自分の悩みを周りの人に正直に打ち明けることができなかったことを痛感しました。

新たな人生の始まり

その後、私は再びワンネス財団のプログラムを始め、通訳翻訳のスタッフとして仕事を始めました。
その仕事を通じて、私は多くの国を訪れ、様々な経験を積むことができました。
そして、私は自分の名前がクレジットされた本を出版するという夢を叶えることができました。

それは私にとって、大きな喜びと達成感をもたらしました。

まとめ

私の人生は紆余曲折を経てきましたが、ワンネス財団との出会いが私の人生を変え、新たな道を歩むきっかけを与えてくれました。

私の経験が、アルコール依存症と闘っている人々にとって、希望となることを願っています。
私が学んだことは、どんなに困難な状況でも、良い人生を歩むことは可能であるということです。

そして、そのためには、自分自身の問題を正直に認め、そしてそれを共有する勇気が必要です。

ワンネス財団は、私が自分自身の問題を認め、それを共有する場を提供してくれました。
そして、その経験が私にとって、自分の人生をより良いものにするための大きなステップとなりました。

私たちは皆、自分自身の人生の主役です。そして、その人生を最善に生きるためには、自分自身の問題を認め、それを共有する勇気が必要です。私の経験が、その一助となることを願っています。

以上が、私のアルコール依存症との闘いと、ワンネス財団との出会いについての話です。私の経験が、皆さんの何かの助けになれば幸いです。

出演者プロフィール

川口 衆(かわぐち しゅう)

ワンネス財団スタッフ 通訳/翻訳担当

20代半ばより飲酒の問題が顕在化し始め、30代半ばまでアルコールの問題を抱え過ごす。
現在は、外国人講師による心理療法ワークショップや
ウェルビーイングをテーマにしたシンポジウムにおける通訳や書籍・資料の翻訳に従事。

 

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