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依存症と借金問題 – まず最初に整理したいこと【Q&A 8】

この動画の概要

借金の問題

本シリーズでは、依存に関する問題でよく寄せられるご相談に短編動画でお答えしていきます。
今回のテーマは「借金問題」についてお話しします。

依存状態にある人は、収入と支出のバランスが取れず借金をしていることが多くあります。
返済も滞っており自分で収入を得て返済をしていくことができなくなっていることがほとんどです。

借金問題に対して、何から対処していけば良いのかわからない。という方はぜひご覧ください。

0:16  借金問題について
0:36  家族の方が肩代わりしてはいけない
0:58  依存状態を脱却するために生きづらさを改善する
1:22  当事者に解決する力がない場合
1:57  法テラスについて
2:18  債務整理について

借金問題とその解決方法:初心者向けガイド

今回は借金問題とその解決方法について話しましょう。
借金問題は、多くの人々が直面する可能性がある難題です。

しかし、適切な知識と理解があれば、この問題を克服することが可能です。
この記事では、借金問題の背景を理解し、それを解決するための具体的な手段を探ることを目指します。

1. 借金問題の背景

借金問題は、依存症にある人々の間で特に一般的です。

彼らは収入と支出のバランスを保つのが難しく、借金を抱えることが多いです。
依存症にある人々は、自分で収入を得て借金を返済する能力を失うことが多いです。
その結果、借金が増え、返済が滞ることが多くなります。

例えば、ギャンブル依存症の人は、ギャンブルに費やすために借金を重ねることがあります。
しかし、ギャンブルで得た収入は不安定で、借金の返済には不十分です。

このような状況は、借金問題が依存症の一部として理解することの重要性を示しています。
借金問題を解決するためには、依存症そのものを治療する必要があります。

2. 借金問題の解決方法

借金問題を解決するための一つの方法は、弁護士に相談することです。

弁護士は、借金問題を解決するための法的手段を提供できます。
これには、債務の減額、返済期間の調整などが含まれます。

たとえば、弁護士は債務整理というプロセスを通じて、借金問題を解決することができます。
債務整理には、任意整理、個人再生、自己破産の3つの主な方法があります。

任意整理は、債権者と交渉して返済額や返済期間を調整する方法です。これにより、借金の返済が無理なく行えるようになります。

個人再生は、裁判所を通じて借金額を最大90%まで減額し、返済していく方法です。これにより、大幅な借金の減額が可能となります。

自己破産は、裁判所に申し立てを行い、免責許可が下りれば借金を免除してもらえる方法です。これにより、借金から完全に解放されることができます。

しかし、これらの方法を選択する前に、個々の借金状況を弁護士に相談し、適切なアドバイスを得ることが重要です。

3. 無料の法的支援

経済的に困窮している人々に対して、無料で法的支援を提供する公的機関が存在します。
借金問題を抱えている人々は、しばしば法的支援を求める費用を払うことができません。
このような状況で、法テラスリンク)という公的機関が役立ちます。

法テラスは、経済的に困窮している人々に対して無料で法的相談を提供します。
また、必要に応じて費用を立て替えるなどの支援も行います。
したがって、借金問題を抱えているが法的支援を求める費用がない人々も、法テラスを通じて支援を受けることが可能です。

4. 借金問題の解決は自己の意識から

借金問題を解決するためには、当事者本人が問題を認識し、解決したいという意識を持つことが重要です。
借金問題は、個人の行動と決定によって生じるため、その解決もまた個人の意識と行動によって始まる必要があります。

たとえば、借金を抱えている人が自分の問題を認識し、解決のためのステップを踏むことで、問題は徐々に解決に向かいます。
この自己認識と行動は、借金問題の解決に向けた最初の一歩となります。

5. まとめ

借金問題は、多くの人々が直面する可能性がある難題です。
しかし、適切な知識と理解があれば、この問題を克服することが可能です。

依存症にある人々は特に借金問題に苦しむことが多いですが、借金問題を解決するためには、依存症そのものを治療する必要があります。

借金問題を解決するための一つの方法は、弁護士に相談することです。
弁護士は、借金問題を解決するための法的手段を提供できます。
これには、債務の減額、返済期間の調整などが含まれます。

また、経済的に困窮している人々に対して、無料で法的支援を提供する公的機関が存在します。
借金問題を抱えているが法的支援を求める費用がない人々も、法テラスを通じて支援を受けることが可能です。

最後に、借金問題を解決するためには、当事者本人が問題を認識し、解決したいという意識を持つことが重要です。
借金問題は、個人の行動と決定によって生じるため、その解決もまた個人の意識と行動によって始まる必要があります。

以上が、借金問題とその解決方法についての解説でした。この情報が皆さんの役に立てば幸いです。

 

関連サイト

・日本司法支援センター 法テラス

【Q&Aシリーズ】

【1】どのように関わったらよいか
【2】当事者との関わり方ネーブリング(尻ぬぐい)
【3】共依存の仕組み
【4】家族間で足並みが揃っていないケース
【5】仕事を辞めずに治療に取り組む
【6】「まずは自分のケア」をお勧めする理由
【7】依存行為を辞めさせたい
【8】借金問題について
【9】暴言・暴力にどう対応していくか
【10】当事者の生きづらさを知る

出演者プロフィール

川端 理之(カワバタ マサユキ)
ワンネス財団 一般社団法人GARDEN奈良 ディレクター

18歳から薬物の乱用が始まり、大学卒業後には東証一部上場大手企業に就職。一度は薬物を断つが27歳の時に再発。
その後依存行為を繰り返し会社を退職するが、ワンネス財団入所施設で自分の生き方と向き合う。
現在は主に一般社団法人GARDENで入所者の支援、その他にも薬物乱用防止の講演会、メディアからの取材等の活動を行っている。

・リカバリーダイナミクスプログラム認定プロバイダー

 

相談についてのお問い合わせ

依存かもしれないとお困りの「ご本人」へ |ワンネス財団
依存でお困りのご家族の方へ |ワンネス財団
仕事のなかで「依存の問題を抱えている方」と関わられている皆さまへ |ワンネス財団

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