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留置場での生活について

この動画の概要

留置所と拘置所の違い

留置場とは各都道府県の警察に設置されている施設で、警察が逮捕した人で留置が必要とされる人が収容される場所です。
今回は全国にある警察所内の留置場について禁止されるものやどういった生活を送れるのか解説していきます。

0:28 「留置場とは?」
1:31 「生活環境」
3:04 「面会について」
4:02 「外出」
5:13 「拘留の期間」
5:38 「体験談」

留置所とは?

留置所は、警察署内に設けられた施設で、事件が起こった直後の人々が収容されます。
例えば、公園で何か事件を起こしたとしましょう。
その場合、最初に警察に連行され、留置所に収容されます。
留置所での生活は厳格で、自由に行動することはほとんど許されません。
留置所での生活は、取り調べが終わるまでの期間、つまり警察が事件の詳細を調査している間続きます。

拘置所とは?

一方、拘置所は留置所とは異なり、裁判が始まった後の人々が収容されます。
留置所での取り調べが終わり、裁判が始まると、人々は拘置所に移されます。
拘置所は裁判所の管轄下にあり、裁判が終わるまでの期間、収容されます。
裁判が終わり、有罪判決が下された場合、その後は刑務所に移されます。

留置所での生活

留置所という言葉を聞いたことがありますか?
これは、事件を起こした人が最初に収容される施設のことを指します。
しかし、その実態は一般の人々にはあまり知られていません。

この記事では、留置所での生活について詳しく解説します。
留置所の生活は、一般的な生活とは大きく異なります。
その生活は非常に制限的でストレスの多いものです。
しかし、この記事を通じて、その実態について少しでも理解を深めることができればと思います。

留置所とは何か?

留置所は、全国の警察署内に設けられた収容施設です。
ここでは、取り調べを受ける期間中に身柄を拘束する目的で収容されます。
留置所の部屋は警察署によって異なりますが、一般的には鉄格子で囲まれた3畳程度の部屋で、1人から3人が収容されます。

これらの部屋は24時間警察官によって監視されています。
留置所という言葉は一般的には聞き慣れないかもしれませんが、実際には我々の社会の一部であり、その存在を理解することは重要です。

留置所での生活

留置所に入る前に、所持品や衣類はすべて検査され、警察に預けられます。
また、金銭や端末なども預けることになります。
衣類は、紐のついているパーカーやベルト、バッグなどは持ち込むことができません。

留置所では、飲酒や喫煙、通信機器の使用、整髪料や化粧品の使用は禁止されています。
生活は厳格なスケジュールに従って行われ、朝7時に起床し、夜9時に就寝します。

食事は1日3回提供され、自分でお金を払ってお弁当やパン、飲み物を購入することも許可されています。

入浴は週に2回、1回15分となります。
余暇時間にはラジオを聴いたり、同じ部屋の人と話したり、本を読んだり、手紙を書いたりすることが許可されています。

本は、所内に設置されている本を借りることもできますし、自分で本を注文して読むこともできます。
小説だけでなく、雑誌や漫画も読むことができます。

留置所での生活は厳しいものですが、それぞれのルールや制限があることを理解することで、その生活を少しでも理解することができます。

外部との接触

外部との面会は原則として1日1回15分許可されます。
面会はアクリル板越しに行われ、警察官が一緒にいる状態で行われます。
ただし、事件の関係上、面会が禁止されることもあります。

その場合でも、弁護士との面会は可能です。留置所の外に出る機会は、裁判への出廷や医療受診などがあります。
この際は、手錠をかけられ、ロープで腰を巻かれた状態で、2人以上の警察官に連行されます。

外部との接触は限られていますが、それぞれのルールや制限を理解することで、留置所での生活をより深く理解することができます。

留置所での期間

留置所での期間は人によります。
軽微な罪であれば数日で帰れる人もいれば、重大な罪で取り調べに時間を要する人は長期間留置されることもあります。
留置所での期間は、その人が犯した罪の重さや、取り調べの進行状況などによって大きく変わります。
それぞれの状況を理解することで、留置所での生活をより深く理解することができます。

留置所での生活はストレスフル

留置所での生活は、制限的でストレスの多い環境と言えます。
一日の生活は厳格なスケジュールに従って行われ、自由な行動はほとんど許されません。
また、収容者同士が喧嘩になることもあります。
これは、留置所の狭い空間と厳しい生活条件が、収容者のストレスを高める一因となっています。

さらに、留置所の処遇は都道府県や警察署によって異なります。
これは、留置所の運営方針や設備、スタッフの対応などが地域によって異なるためです。
そのため、留置所での生活体験は人によって大きく異なることがあります。

留置所での生活は、一般的な生活とは大きく異なります。
自由な行動が制限され、日々の生活は厳格なルールに従って行われます。

しかし、この記事を読むことで、その実態について少しでも理解を深めることができればと思います。
留置所での生活は決して容易なものではありませんが、その生活環境を理解することで、留置所が果たす社会的な役割や、そこで生活する人々の立場について考えるきっかけになれば幸いです。

出演者プロフィール

池田秀行(いけだひでゆき)
ワンネス財団 ワンネスの里 施設長

10代から薬物にのめり込み、大麻や合成麻薬MDMA、コカイン、覚醒剤といった薬物を10年以上使用し覚醒剤取締法違反の罪で2回逮捕。
その経験から大阪・西成地区での依存の相談会を行ったり「自身の経験」と「専門的知見」に精力的に活動している。

 

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