合成麻薬MDMAについて
この動画の概要
MDMA・幻覚剤
今回はニュースなどでも耳にする”MDMA・幻覚剤”についてのお話です。
具体的にはどのような物で、どういった場所で使われているのか。
他の薬物使用へのキッカケになりやすいと言われている理由、見た目や効果・副作用などについても解説していきます。
【目次】
0:18 MDMAとは
1:39 外見や形は?
2:24 使用方法と効果
4:44 使用後の状態や副作用について
6:45 耐性について
7:43 他の薬物使用へのキッカケになりやすい
8:17 所持や使用は違法なのか?
MDMA・幻覚剤とは何か?
MDMA(メチルジーオキシメタンフェタミン)は、合成麻薬の一種で、その名前は化学的な構造から来ています。
一般的には「エクスタシー」という名前でよく知られており、使用者が感じるとされる強烈な喜びや幸福感を表しています。
MDMAの効果
MDMAを使用すると、その効果は約20分から30分経つとに現れ始めます。
使用者は、五感が研ぎ澄まされ、音楽がクリアに聞こえたり、香りが強く感じられたりします。
また、テンションが上がり、人見知りの人でも積極的に話すことができるようになります。
この効果は約3時間から4時間続きます。
MDMAのリスク
MDMAの使用により体に大きなダメージを与える可能性があります。
副作用として、汗をたくさんかいたり、顎を強く噛み締めたり、口の中がパサパサになったりします。
また、体中に蕁麻疹ができたり、幻覚を見たり、拍数や血圧を上昇させるので、心臓に負担がかかります。
MDMAと法律について
MDMAの所持や使用は違法であり、麻薬及び向精神薬取締法違反になります。
個人での使用や所持は、懲役7年以下の刑に罰せられる可能性があります。
しかし、判例によれば、懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の判決が下されることが多いです。
楽しそうだから、一度だけと手を出すのは危険
MDMAは、一見楽しげなエクスタシーとして知られていますが、その使用は重大なリスクを伴います。
体へのダメージ、依存症のリスク、法的な問題など、使用者が直面する可能性のある問題は多岐にわたります。
これらの情報を理解し、適切な選択をすることが重要です。
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出演者プロフィール
池田秀行(いけだひでゆき)
ワンネス財団 ワンネスの里 施設長
10代から薬物にのめり込み、大麻や合成麻薬MDMA、コカイン、覚醒剤といった薬物を10年以上使用し覚醒剤取締法違反の罪で2回逮捕。
その経験から大阪・西成地区での依存の相談会を行ったり「自身の経験」と「専門的知見」に精力的に活動している。
相談についてのお問い合わせ
・依存かもしれないとお困りの「ご本人」へ |ワンネス財団
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