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「薬物依存症」当事者の心理|初期症状編

この動画の概要

薬物依存の初期症状:ある依存症者の体験から学ぶ

薬物依存は、一度その道に進むと抜け出すのが非常に難しい問題です。
しかし、依存症の初期症状を理解することで、早期に対策を講じることが可能になります。
今回は、ある依存症者の体験を通じて、薬物依存の初期症状について詳しく見ていきましょう。

薬物依存の初期症状:ある依存症者の体験から学ぶ

薬物依存は、一度その道に進むと抜け出すのが非常に難しい問題です。
しかし、依存症の初期症状を理解することで、早期に対策を講じることが可能になります。

今回は、ある依存症者の体験を通じて、薬物依存の初期症状について詳しく見ていきましょう。

動画チャプター

1:18 「薬物乱用の影響」
7:08 「依存について(精神的、肉体的)」
10:08 「使い始めた頃の症状」
13:00 「対人関係の変化」
14:18 「金銭感覚が狂い始める」
15:22 「生活にも支障をきたす」

1. 使用頻度の増加

依存症の初期段階では、薬物の使用頻度が徐々に増えていきます。
最初は週末の夜だけの使用だったものが、次第に平日の夜にも広がっていきます。
しかし、この時点ではまだ理性が働いており、過度の使用は避けようとする意識があります。

2. 対人関係の変化

薬物の使用が増えるにつれて、対人関係も変わっていきます。
薬物を使わない人たちとの交流が減り、薬物を使う人たちとの交流が増えていきます。
また、薬物を使わない人たちとの集まりに退屈を感じるようになり、薬物を使う時間を増やすために早めに切り上げるようになります。

3. 金銭管理の困難

薬物の使用が増えると、金銭管理が難しくなります。
薬物にお金を使うために、他人からお金を借りることが増えます。
この時点ではまだ信用があるため、人々はお金を貸してくれますが、そのために嘘をつくことが始まります。

4.仕事への影響

薬物の使用が増えると、仕事にも影響が出始めます。
夜遅くまで薬物を使い、朝になっても起きられない日が増えてきます。
この時点ではまだ周りの人々が気づいていないため、何とかごまかそうとしますが、これ以上続けると危険だという自覚はあります。

5. 自己認識の変化

薬物依存の初期段階では、自己認識も変わってきます。
自分が薬物に依存しているという事実を認められず、自分はいつでもやめられると過信してしまいます。
しかし、その一方で、薬物による快楽が欲しくて止まらないという感覚も強まっていきます。

6. 依存症の進行

依存症が進行すると、仕事に行けなくなる日が増え、最終的には休職を余儀なくされます。
また、住んでいた家にも住めなくなり、人間関係でもトラブルが起きるようになります。

この段階になると、依存症は明らかになり、その影響は日常生活のあらゆる面に及びます。

薬物依存は、一度その道に進むと抜け出すのが非常に難しい問題です。
しかし、依存症の初期症状を理解することで、早期に対策を講じることが可能になります。
もし自分自身や身近な人がこれらの症状を示している場合は、専門の支援を受けることを強くお勧めします。

 

第1回 「薬物依存」当事者の心理|初期症状編
第2回 「薬物依存」当事者の心理|中期症状編
第3回 「薬物依存」当事者の心理|末期症状編

出演者プロフィール

川端 理之(カワバタ マサユキ)
ワンネス財団 一般社団法人GARDEN奈良 ディレクター

18歳から薬物の乱用が始まり、大学卒業後には東証一部上場大手企業に就職。一度は薬物を断つが27歳の時に再発。
その後依存行為を繰り返し会社を退職するが、ワンネス財団入所施設で自分の生き方と向き合う。
現在は主に一般社団法人GARDENで入所者の支援、その他にも薬物乱用防止の講演会、メディアからの取材等の活動を行っている。

・リカバリーダイナミクスプログラム認定プロバイダー

 

相談についてのお問い合わせ

依存かもしれないとお困りの「ご本人」へ |ワンネス財団
依存でお困りのご家族の方へ |ワンネス財団
仕事のなかで「依存の問題を抱えている方」と関わられている皆さまへ |ワンネス財団v

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